掌編小説

400字詰め原稿用紙10枚程度の作品です。


■ 喪われたカメラ

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2011.9.27 UP

<作品紹介>

 この作品は“物語”ではありません。2007年9月27日、ビルマ(ミャンマー)で銃撃を受けて死亡したビデオジャーナリスト長井健司氏のカメラと絡めて、ジャーナリズムと人について思うところを書きました。

 

 

■ 彼は空を泳ぐ夢に生きる

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2011.7.9 UP ジャンル:コメディ

<作品紹介>

 檻の中で、ただ空を見上げて嘆くだけの人生だったのか……“彼”はいつも空を見上げて夢を見ていた。いつか空を泳ぐように飛び回り、ここから出られたら……

  読み終えてからもう一度読み返してみると、ああなるほどこの描写は……! というふうに気付いてもらえると思います。

 

■ 席盗り合戦

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2011.6.27 UP ジャンル:コメディ

<作品紹介>

 三十五歳のサラリーマン、浜崎正平は今朝も通勤の為に電車に乗る。混雑した電車の中、腰痛を堪えながら席を探すが、迎え撃つのは手強い乗客達ばかり…… 

 サラリーマンに限らず満員電車を利用したことのある人なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。座りたい、けれど座れない、電車に乗るや否や空いた座席を探す時のあの感覚を。

 

    ※ちなみにこれは「剛球豪打のメジャーリーガー」「投球フォームの革命が無駄に起こった瞬間」「重箱」という三つの単語をお題にして書いた『三題噺』というものです。お題は本好きな友人から、彼の持っている本からランダムに選ぶ……という形で出してもらいました。元ネタとかぶらないように書くというのがなかなか大変です。それと、「剛球豪打のメジャーリーガー」「重箱」はともかく、「投球フォームの革命が無駄に起こった瞬間」というお題はヤケに難しかったです……(^^;

 

■ 月の風

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2011.6.25 UP ジャンル:青春

<作品紹介>

 将来作家になると決めている少女の、孤独な中学生活最後の日。

 小説を書こうと思っているのに、なかなか書き出せない。作家志望の少女のジレンマを書いてみました。

 


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